給付金(きゅうふきん)ってなに?日本で生活している外国人がもらえるものを紹介!

日本で生活をしている外国人の方へ、安心して暮らすための給付金(きゅうふきん)というものがたくさんあります。
給付金(きゅうふきん)は、困った人を助けるためのものです。
これからも長く日本で安心して暮らしたいと考えた時にいろいろなお金がかかります。
例えば、移動するための交通のお金、食事にかかるお金など、日本は生活をしやすいといっても、ある程度お金がなければ安定した生活はできません。

お金や生活、お仕事のことなど不安なこともあるかもしれませんが、困ったときに手助けをしてくれるルールが日本にはたくさんあります。どのようなルールがあるのか覚えておくと良いでしょう。

今回は、困ったときに受け取ることができる給付金(きゅうふきん)を紹介します。

給付金(きゅうふきん)ってなに?

給付金(きゅうふきん)は、条件に当てはまる人が受け取ることができるお金や手当のことをいいます。日本の国で決められているものや、お住いの地域の市町村や区など、その地域でしか受け取れないものなどもあります。

例えば、なかなか生活が安定しない、電気やガス、水道などのお金を用意することができない、働きたいけれど働くことができないなどがあります。お部屋の中で電気が使えない安心して生活ができませんので、その電気のお金の支払いを待ってくれるなど、困っているときに手助けをしてくれるルールがあります。
具体的には、電気のお金を決まった日にお支払いをしているけれど、今回はお給料が少ないのでお支払いができないという時です。〇日までにお支払いをすれば良いですよと言ってくれるような制度です。

「お金で生活を手助けしてくれる」、「お金以外で生活の手助けをしてくれる」といった2つに分けられますが、いずれもみなさんの生活が安定するように助けてくれるものです。
日本で生活するみなさんがどの給付金(きゅうふきん)をもらえるのか知っておきましょう。

給付金(きゅうふきん)と補助金(ほじょきん)の違いってなに?

日本では、給付金(きゅうふきん)や補助金(ほじょきん)といった言葉があります。それぞれ使われる場面がありますので、覚えておくと良いです。
みなさんに大きく関係してくるのは給付金(きゅうふきん)です。
給付金(きゅうふきん)は、みなさん個人に対して、国や地方自治体(お住いの市町村や区)からお金や生活の手助けをしてくれるものとなっています。
すべての人が受けられるものではなく、仕事がなくなってしまったり、お金が減ってしまったときに利用できるものです。

本当に困っている人が今後安定した生活をできるように、日本の国と自治体(市町村や区など住んでいる場所の管理しているところ)が手助けをしてくれます。手助けの大きいや小さいなどルールは住んでいる地域で違います。

補助金とは、日本の国に対して国や自治体が手助けをする仕組みです。みなさんとは直接関係ないものも多いですが、会社が安定することによって、みなさんのお給料が増えたり生活が豊かになったりすることがあります。

給付金(きゅうふきん)と補助金(ほじょきん)は同じような意味で使われることがありますが、このような違いがありますので、覚えておくと迷うことがなくなると思います。

日本で外国人がもらえる給付金はどれ?

日本には外国人の方向けに用意している給付金(きゅうふきん)がたくさんあります。
また、最近は、新型コロナウィルスの影響を受けて困っている人が多くいますので、国の方針で支援してもらえる給付金(きゅうふきん)がいくつかあります。

ここでは日本で暮らす外国人の方が、主にもらえる給付金(きゅうふきん)についてまとめてみましたので参考にしてみてください。

緊急小口資金

生活資金で困っている方に対して20万円を上限に貸付を受けられます。
「新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、休業等による収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付を必要とする世帯」という決まりがあり、給付ではなくて借りたお金は返さないといけないものですので注意しましょう
例えば、今まで日本で安定して仕事ができていた方が働けなくなってしまったり、お給料が下がってしまったりした方など。

例えば、働いているお仕事が飲食業である場合、お店を閉めなければいけずにお仕事ができずにお金がもらえなかったという方もいるかもしれません。そんな方を手助けしてくれる制度となっています。

給付がいつ受けられるのか、いくらのお金が受けられるのかというのは、人によって違いますので、しっかり状況を相談して聞くようにするのが大切です。
こちらの給付金(きゅうふきん)も新型コロナウィルスで困っている人に向けたものです。収入が減って困っている方は活用しましょう。

公共料金等の支払い猶予

電気・ガス、水道、電話料金等の支払いの猶予(お支払いの先延ばし)が受けられる可能性があります。
日本では電気とガスと水道がライフラインと呼ばれていて、この3つがなければお家で安心して生活ができません。
また、電話がつながらなくなってしまうとお仕事や家族とのやりとりもできなくなってしまいます。安心した生活を送るために使っているサービスに支払うお金を日本では公共料金と呼んでいます。

公共料金の猶予は、そのサービスのお金を後から支払っても大丈夫にしてくれるものです。
この制度もお金をもらえるものではなく、あとから生活が安定したときにお支払いができるように手助けをしてくれるものですので注意が必要です。

また、電気会社やガス会社はお住いの地域によって違います。もし、公共料金等の支払猶予を受けたいという方は、市町村や区の相談窓口や、お支払いをしている会社に相談してみましょう。
日本で安心して生活するためのライフラインを確保するための制度です。電気、ガス、水道、電気料金で困っている方は確認してみてください。

住居確保給付金

住居確保給付金は、お仕事が無くなってしまった場合や収入が減ってしまった方に対し、家賃相当額を原則3か月(最長9か月)支給を受けられる制度です。

例えば、お仕事がなくなってしまって収入がない方は、お仕事を探すために職業安定所(ハローワークと呼ばれるお仕事を探すところ)で自分に合っている仕事を探します。
その間、すぐにお仕事が決まらずにお家の家賃の支払いができないという方がつかえる制度です。日本では住んでいる場所(住所)が無いとなかなか安定したお仕事をすることが難しいです。

日本では他の国よりも、住んでいる場所(住所)が大切にされています。
もし、今までの仕事が無くなってしまって家賃のお支払いが難しいという方がいれば、この制度をうまく使うと良いでしょう。

休業手当

休業手当は、企業に対し国が、休業による雇用維持と休業手当の支払い(お仕事の安定とお金の安定)を要請するとともに、雇用調整助成金により休業手当の一部を受け取れるものです。
簡単にいうと、今のお仕事が休業(お休みしなければいけない時)するときに、従業員に対して支払われる手当です。

いきなり給料が0円になってしまわないように、今まで受け取っていた給料の6割が受け取れるというものです。
例えば、会社がうまくいかずにつぶれてしまったり、給料が支払えなくなってしまったときに働いていた人のお仕事がなく、給料が出なくなってしまうことが日本でもあります。
休業手当は、労働者(お仕事をする人)の権利です。いきなり給料がもらえなくなってしまうと困りますので、休業手当があるということを覚えておくと安心です。

新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金

新型コロナウィルスによって、お仕事がお休みになったり、減ってしまったりした方もいます。本来であれば休業手当を受け取ることができますが、休業手当が受けられなかった方が対象となります
時期によっては、まん延防止措置というお仕事が中途半端になって大幅に給料が減ってしまった方もいらっしゃいます。

お仕事をしたかったのにできなかった、もらえるお金が少なかったのに何も手助けをしてもらえなかったという方のための仕組みです。
そんな方のために、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金(しんがたころなうぃるすかんせんしょうたいおうきゅうぎょうしえんきん・きゅうふきん)という制度があります。
1日あたりのお給料の平均の60%がお仕事をした日数分もらえるという手助けをしてくれます。当てはまる方は、会社の人とよく話し合いをしたうえで、対象となる方はお住まいの地域の市町村や区の窓口に相談することが必要です。

まとめ

日本で安心して生活をするために、国が定めた給付金(きゅうふきん)というのがたくさんあります。
全ての方が必ず受け取ることができるというものではありませんが、日本で生活する外国人の方にとって手助けをしてくれる大切なルールがあります。

日本には、外国人の方が安心して生活ができるように手助けをしてくれる制度がたくさんあります。地域によって受けられる給付や条件が違っていたりもします。給付金(きゅうふきん)の対象となる方は、状況によって手助けしてくれる制度は人によって違いますので、お住いの地域にある市役所や区役所に相談してみましょう。

これから日本で長く安定した生活をしたいという方は特に、手助けをしてくれる仕組みがたくさんあること、困ったときに助けてくれる制度について知っておくようにしましょう。

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