エンジニア

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ブイ・ゴック・ズアン

——自己紹介をお願いします。

ベトナムの工科大学で機械を専攻していました。
2016年から来日して、日本で働きつづけています。
 
金属製造の仕事をしていて、今は金型の部品を加工する仕事をしています。
今の会社には2021年の3月から入社しています。

——仕事内容について教えてください。

今はプレス機械を製造しており、マシニングの研磨など金型の部品を加工しています。
また、モデリングで図のようなものを作る作業もあります。
 
作業時間は、部品によって違います。5分で終わるものもあれば、何時間もかかるものもあります。
 
作業の進めかたも、作るものによります。例えばマシニングの場合、まず、設計の人から図面プログラムをもらいます。
それから、材料をマシニングにつけるのですが、かんたんなこともあれば、難しいこともあります。
プログラムをマシニングに入れたら、加工をはじめます。
マシニングは時々、研磨機で研磨します。ワイヤーでやることもあります。
 
タイミングによっては、1ヶ月で新しい金型をたくさん作ることがあります。
1ヶ月で1日あたり2、3個の時もあれば、60~90個作る時もあります。
 
作業は一人で進めていることがほとんどです。
大変だったことは、あまりないですね。というのも、難しいことやわからないことは、上司や先輩が教えてくれたからです。仕事で困ることはなかったです。

——仕事で大切にしていることを教えてください。

加工するためには機械を使うので、安全は一番気をつけています。
例えば、加工する前に、機械が正しく動いているかは必ずチェックします。
また、機械の操作は、上司から教えてもらったやり方通りにやることも大切ですね。
 
部品は、図面の寸法通りに加工します。少しでもズレがあったら使えなくなってしまうからです。
まずは図面をチェックして、マシニングで部品を付けてから、中心を取るときは本当に中心かどうかというのをチェックしています。

——入社した理由を教えてください。

金型設計の仕事をしたいと思っていたので、入社しました。
応募したときは今の会社だけ面接を受けました。

——どのような職場ですか?

会社の好きなところは、みなさん優しいところです。ほとんど私より年上の人ばかりですが、とてもよくしてくれます。
仕事のことについて質問した時もちゃんと答えてくれます。
 
ベトナム人の人は、私ともう1人います。今、一緒に仕事をしていますよ。

——ライフサポートからはどのようなサポートをしてもらっていますか?

入社するときに、ライフサポートの担当者さんに、今の会社に渡すスキルシートを作成してもらいました。自分ではわからなかった、つよみや良いところを見つけてくださったので、ありがたかったです。

あとは仕事の初日に一緒に会社へ来てもらったのも、心強かったです。今も月1回くらい面談をしてくれて、仕事の話やスキルアップ、普段の生活についての話や困りごとを聞いてもらっています。

——日本に住んでよかったことを教えてください。

なんでも便利ですね。生活することで困ったことは、あまりありません。

——日本で働いてみて困ったことはありましたか?

最初は日本語の会話に苦労しました。日本に来る前に、ベトナムで日本語の勉強はしますが、日本人と会話するチャンスは少ないんです。
それで日本へ来て、現地の日本人と会話をすると、聞き取れないことがありました。

なので、これから日本へ来る人は、日本語の読み書きを勉強するだけではなく、ベトナムに住んでいる日本人とたくさん会話しておくといいと思います。

——今後の目標を教えてください。

まずは、日本で働くので、日本語をしっかり勉強することが大切です。

仕事をするときは、自分で考えながらも、他の人に頼ることことで、うまくできました。例えば、難しいことがあったら、まずは自分で調べてみたり、正解だと思う方法を提案してみます。
それでもダメだったら、先輩に聞くようにするといいです。聞くときは、理解できるまで聞くことが大切です。私が今いる会社は、みなさん優しいので、理解できるまで教えてくれて助かります。

仕事で作業をするときは、安全のために、教わった方法やマニュアルの通りにやることを気をつけています。

——最後に、応募者へメッセージをお願いします。

日本語をたくさん勉強してください。働いてみると、言葉の壁で苦労することが多いです。
引越しや仕事に関することなど、細かいところまでライフサポートがサポートしてくれますが、職場で上司の日本語が理解できないとミスにつながります。
円滑にコミュニケーションができるように日本語をしっかり勉強をした方がよいです。

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